浙江省の幼稚園で鼻血を出した園児60人への対応に疑問が浮上
ntdtv.com 2024/05/15
浙江60名幼儿出鼻血 幼儿园回应引质疑
最近、浙江省で「 60人以上の子どもが集団的に鼻血を出した」という事件があり、保護者たちは幼稚園の装飾に含まれる過剰なホルムアルデヒドが原因ではないかと疑問を呈した。幼稚園の公式回答はこの件を否定した。
5月14日、中国本土のネットワークで流れたニュースによると、浙江省湖州市長興県にある青少年宮幼稚園の 4~ 6歳の園児 60人以上が集団で鼻血を出した。
情報によると、この幼稚園は、2023年8月末に教室を新しく改修し、9月1日からは園児たちが直接幼稚園に入園できるようになったという。
しかし、幼稚園の装飾材に過剰なホルムアルデヒドなどが含まれていたため、今年 4月末、同幼稚園の少人数クラスの児童に集団鼻血、甲状腺嚢胞や甲状腺結節、鼻炎などの症状が発生し、同幼稚園は休園となった。
しかし、幼稚園はこの問題に注意を払わず、他のクラスの保護者にも本当の状況は知らされていなかった。
内部告発者は、幼稚園が事実を隠蔽し、保護者たちの知る権利を奪ったと非難した。
インターネットに投稿された動画では、多くの保護者が幼稚園の会議室とみられる場所で幼稚園側に説明を求めた。
この事件の暴露は激しい議論を巻き起こし、多くのネットユーザーが幼稚園の無責任を非難した。
その後、幼稚園側は通知を出し、関係する 2つのクラスの児童と教師を対象に 5月11日から健康診断が予定されることが記載されていた。 13日には生徒の保護者代表の参加のもと、第三者検査機関が該当教室で検査を実施し、結果が公表される。