「ガザで起きていることについてネタニヤフ首相の説明を信用しているイスラエル系ユダヤ人はわずか4%」という世論調査

 


世論調査: ガザ戦争に関してネタニヤフ首相の信頼できる情報源を見つけたイスラエル系ユダヤ人はわずか4%

al-monitor.com 2023/11/14

Poll: Only 4% of Israeli Jews find Netanyahu reliable source on Gaza war

最近の調査によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相をイスラエル・ハマス戦争の信頼できる情報源とみなしているイスラエル系ユダヤ人はわずか4%だった。

イスラエルのバル=イラン大学大学の研究者ガル・ヤベッツ氏が 14日に発表した新しい世論調査によると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の信頼性はどん底に達しており、同首相を信頼できる情報源として信頼しているユダヤ系イスラエル人は 4%未満だった。

10月7日のハマス攻撃から 4週間後にバル=イラン大学が調査会社 iPanel 社と協力してユダヤ系イスラエル人 505人を対象に実施した世論調査では、現在の紛争中のイスラエル人の情報消費パターンとイスラエル国民が最も信頼している情報源が調査された。

イスラエル統計局によると、イスラエル人の 27%は非ユダヤ人だ。

この調査では、ネタニヤフ首相を信頼できる情報源と考えている人は調査対象者の 4%未満であることが示された。

政治陣営ごとに分けると、右派陣営に共感する人たちでも、信頼できる情報源としてネタニヤフ首相を信頼している人はわずか 6.63%だった。

対照的に、イスラエル国防軍報道官のダニエル・ハガリ氏は、10月7日以来ソーシャルメディアを通じて定期的にコミュニケーションを取り、ヘブライ語と英語の両方で頻繁に記者会見を行っており、調査対象者の 73.7%が、彼を最も信頼できる情報源とし、リストのトップとなった。

また、ネタニヤフ首相に対する不信感調査の結果は、イスラエル民主主義研究所が最近実施した2つの世論調査の結果とも一致している。

この 2 つの世論調査では、イスラエル系ユダヤ人とイスラエル系アラブ人の両方に次の質問が提示された。10月15日の最初の調査では、戦争でのそれまでのパフォーマンスについて、ユダヤ系イスラエル人の 24.5%、アラブ人の 8%がネタニヤフ首相に肯定的な評価を示した。

11月6日の世論調査では、ユダヤ人の 26.5%、アラブ人の 2%がネタニヤフ首相に良い評価を与えた。