イスラエルがハマスに対して「戦争準備状態」を宣言

 


エルサレムでサイレンが鳴り響く中、イスラエル国防軍が「戦争準備状態」を宣言、1人死亡

jpost.com 2023/10/07

IDF declares ‘ready for war’ as sirens wail in Jerusalem, one killed

イスラエル国防軍は、テロリストらはガザからイスラエル南部への侵入も試みたと発表した。住民には自宅に留まることが求められている。


2023年10月7日、ハマスがガザ地区南部のラファ市でイスラエルに向けて大量のロケット弾を発射。

10月7日の朝、エルサレムを含むイスラエル南部と中部にロケット弾が集中砲火され、午前8時15分からサイレンが何度も鳴り響いた。

マーゲン・デビッド・アドム氏によると、少なくとも1発のロケット弾がゲデローの地域評議会の建物に直撃し、60代の女性が死亡した。

これに伴い、イスラエル国防軍は、ガザ地区で活動を開始した。

軍は声明で「イスラエル国防軍は戦争準備状態を宣言する」と述べた。

「ガザからイスラエル領土への広範囲にわたるロケット弾射撃があり、テロリストはさまざまな侵入口からイスラエル領土に侵入している。国の南部と中央部の住民は保護地域に近づく必要があり、ガザ周辺部の住民もまた、保護地域に向かう必要がある。安全な場所に留まるべきだ」

イスラエル国防軍は、参謀長が 10月7日の朝に状況評価を実施し、国防軍の作戦継続計画を承認していると述べた。ヨアヴ・ギャラント国防大臣は、国防軍の要件に従って予備兵の徴兵を承認した。

イスラエル国防軍は、「ハマスはガザ地区の支配組織であり、この攻撃の首謀者であり、これらの事件の結果と責任を負うことになる」と述べた。

10月7日午前8時現在、これまでにイスラエル全土で 16人が治療され、そのうち 2人が重体、6人が 中等、7人が軽傷だった。