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時事
ロシアが、バルト海上空を飛行する米空軍の戦略爆撃機2機を迎撃
Press TV 2023/05/23
Russia intercepts two US military aircraft over Baltic Sea
ロシア軍が、バルト海上空を飛行する米空軍の戦略爆撃機2機を迎撃した。
AFP 通信によると、ロシア国防省は 5月23日、アメリカ爆撃機による「国境侵犯を防ぐ」ために、ロシア軍の Su-27戦闘機を緊急発進させたと発表した。
ロシア国防省は「外国軍用機をロシア国境から撤退させた後、ロシア戦闘機は空軍基地に戻った」と付け加えた。
声明は「ロシア戦闘機の飛行は空域使用に関する国際規則に厳密に従って行われた」と述べた。
アメリカ国防総省は、ロシアが米爆撃機を迎撃したことを確認した。
国防総省報道官パット・ライダー准将は、米軍のB-1爆撃機が「ヨーロッパで長年計画されていた演習」に参加していると述べた。
今月初め、ロシアは領空を「侵犯」しようとしていた NATO 航空機2機(ドイツ機1機とフランス機1機)を迎撃した。ロシア国防省は、Su-27戦闘機がドイツの P-3Cオリオン哨戒機と、フランス海軍のアトランティック2対潜哨戒機を迎撃、護衛したと発表した。
4月にはロシアの戦闘機がバルト海上空で、ドイツ海軍機を撤退させた。
3月には黒海上空で米国の無人機がロシア機と衝突し墜落した。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)によると、今月初め、米軍が軍事演習を行っているアラスカ州近郊の国際空域で、米戦闘機がロシア戦闘機 6機を迎撃した。
NORADは先週、5月11日にアラスカ防空識別圏(ADIZ)内およびその付近で活動していたロシアの TU-95爆撃機、IL-78空中給油機、SU-35戦闘機を「探知、追跡、確実に識別、迎撃した」と発表した。
NORAD は米国とカナダの統合組織で、カナダと米国に航空宇宙の警戒、航空主権、保護を提供している。