中国で初の国産 mRNA コロナワクチンが緊急承認。「全長」スパイクタンパク質を作り出すADEバージョン

 

名称は「 SYS6006 」というワクチンですが、論文を探しましたら、以下のように書かれていまして、中国ワクチンも ADE (抗体依存性増強)の仲間入りを果たしたようです。

> mRNAは、主要な流行株の重要な変異を運ぶSARS-CoV-2の全長スパイクタンパク質をコードする線形化されたDNAテンプレートからのT7 RNAポリメラーゼ媒介転写を使用して、in vitroで生成された。それに加えて、5′ および 3′ 非翻訳領域とポリ A テールも合成された mRNA に組み込まれた。 frontiersin.org

 

[参考記事] 中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…
In Deep 2021年7月22日


中国、初の国産mRNAコロナワクチン承認

ロイター 2023/03/22

中国の医薬品メーカー、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ)は、22日、同社のメッセンジャーRNA(mRNA)新型コロナウイルスワクチンが、中国の保健当局から緊急使用許可を取得したと発表した。初の国産mRNAワクチンとなる。

中国は外国産のmRNAワクチンの使用を拒否しており、中国で入手可能なワクチンは米モデルナや米ファイザー/独ビオンテックのmRNAワクチンよりも効果が低いと広く考えられている。

(※)ここにある「 効果が低い」は、正しくは、「殺傷効果が低い」となります。

石薬集団によると、治験では副作用の発生が成人グループと比較して高齢者グループで大幅に少なかったという。これは高齢者への接種の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ

(※)ここにある「 高齢者への接種の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ」は、正しくは、「高齢者の人口の削減の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ」となります。