次は米ファースト・リパブリック銀行の模様

 


米銀ファースト・リパブリック、寄り付きで過去最大の67%安 – シリコンバレー銀行の混乱広がる

bloomberg.co.jp 2023/03/13

13日の米株式市場で、ファースト・リパブリック・バンクの株価が急落し、混乱はなお収まっていない。同行は流動性を確保したと発表し投資家を安心させようとしたが、寄り付きで過去最大となる67%安を記録した。

この急落後にファースト・リパブリックの株式は売買が停止された。同行は12日遅く、米連邦準備制度やJPモルガン・チェースなどとの取り決めを通じ、700億ドル(約9兆4000億円)余りの未使用の流動性を確保したことを明らかにしたが、下げが加速している。

同行は発表文で、「連邦準備制度からの追加借入枠や連邦住宅貸付銀行(FHLB)を通じた資金調達への継続的アクセス、JPモルガンを通じた追加の資金調達能力が、ファースト・リパブリックの既存の手元流動性を高め多様化し、一層強化する」と説明。連邦準備制度の新たな融資ファシリティーを通じ、さらに多くの流動性が利用可能になると付け加えた。