低体温と脳の腫瘍に関する2014年の論文より

 

[参考かもしれない記事] 体温33℃の世界。そして蛇の世界
In Deep 2022年12月6日


定期的な低体温症の診断と管理

アメリカ国立衛生研究所 2014

Diagnosis and management of periodic hypothermia

事例3

82 歳の男性が 1 週間の悪化した錯乱とめまいで入院した。

彼は、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)により、35℃で軽度の低体温症および低ナトリウム血症であることが判明した。

脳の MRI は、視床下部領域の増強性腫瘤病変を示した。腹部の CT スキャンでは、腎細胞癌が疑われる右腎臓の腫瘤が明らかになった。

生検は行われず、デキサメタゾンの投与が開始された。入院 6日目に、彼はますます無気力になり、体温が 33.5°C であることがわかった。

脳波は、びまん性の一般化された減速を明らかにした。彼の体温は 5 日間で徐々に 37°C に戻り、精神状態は正常化した。彼はリハビリ施設に退院した。

3週間後、彼は再び錯乱とめまいを発症し、12時間かけて徐々に悪化した。彼は病院に戻り、体温が34.2℃であることがわかった。彼は、クロミプラミン 50 mg を 1 日 1 回服用し始めた。

しかし、次の 3か月間、彼は低体温期間に関連する錯乱と無気力のエピソードを繰り返し続けた。一連のエピソードで、低体温症は徐々に悪化し、最終的には 29°C に達した。

彼はますます虚弱になり、病院からホスピス施設に退院したが、2 週間後に死亡した。

この事例3の議論

腫瘍患者における定期的な低体温症は、いくつかの症例で報告されている。低体温症は再発性だが、頻度と期間はさまざまだ。

初期に報告された定期的な低体温症の症例では、患者は視床の背側内側核に腫瘍があることが判明し、そのエピソードを「間脳性てんかん」と表現した。

最近の症例では、左前頭葉に灰白質異所性があることが判明した患者の定期的な低体温が報告されており、バルプロ酸ナトリウムによる治療に反応し、てんかんの病因が示唆された。

ロシアの自動車市場で西側に替わり中国メーカーが大きなシェアを獲得している

 


西側のライバルが去った後、ロシアの自動車市場シェアを中国が獲得した

reuters.com 2022/12/08

ロイターが公開したデータによると、ロシアの自動車市場のほぼ3分の1を中国ブランドが占めていることが明らかになった。西側企業の撤退を受けて中国経済における中国の重要性が高まっていることを、他のどのセクターよりも示している。

乗用車と小型商用車の新規販売台数は、西側諸国の制裁によりロシアの一部の資材へのアクセスが制限され、需要が減少し、高価格がこの分野をさらに妨げているため、前年比でほぼ 61% 減少した。

しかし、Haval、Chery、Geely などの中国ブランド乗用車の販売台数は急増し、11月の販売数は 16,138台と 1月の 8,235 台からほぼ倍増し、市場シェアは 9.6%から 31.3%に急激に上昇している。

欧州企業協会 (AEB) によると、ロシアの 11月の乗用車と小型商用車の新車販売台数は 46,403台で、今年全体では約 600,000台に達する見込みだ。

ロシアの自動車アナリスト、ウラジミール・ベスパロフ氏はロイターに対し、「西側の自動車メーカーの生産はほとんどなく、輸入もほとんどないため、市場はロシアと中国の自動車産業に分かれている」と語った。

ロシアの自動車は、約 150 万ルーブル (23,961 ドル) までの低価格で需要を満たし、中国はまた、250 万ルーブルを超える価格の西側のニッチ市場を席巻している。

ベスパロフ氏によると、経済状況が変わらなければ、中国の生産者は、来年のロシアでの販売の約 35%を占める可能性があり、市場は 80万台に回復すると推定されている。

宮城県石巻市で生きたリュウグウノツカイが捕獲される

 

1928年から 2011年までの日本のリュウグウノツカイと深海魚の出現事例

東海大学海洋研究所

以下の記事で取りあげています。

中国に出現した第5の太陽、日本では連続した10匹のリュウグウノツカイ…
In Deep 2020年2月20日


生きた状態珍しい! 石巻で捕獲「リュウグウノツカイ」 体長4メートルを超える幻の深海魚〈宮城〉 

仙台放送 2022/12/07

幻の深海魚といわれる「リュウグウノツカイ」についてです。12月7日朝、石巻市の金華山沖で生きたまま水揚げされ、7日、仙台市宮城野区の水族館で展示されました。生きた姿は貴重だということです。

記者リポート
「いま飼育員が6人がかりで、リュウグウノツカイを水槽に移すために作業しています」

ギョロっとした特長的な目…。体長4メートルを超える「リュウグウノツカイ」です。この幻の深海魚といわれる「リュウグウノツカイ」は、7日朝、石巻市の金華山沖で、定置網にかかっているのを漁業関係者が見つけ捕獲しました。生きた状態で見つかるのは珍しく、この水族館で展示されるのは初めてです。

仙台うみの杜水族館 阿部鮎美 飼育員
「私も飼育員約20年ですが、水揚げされたと連絡がきたのは初めて」

その貴重な姿に早速、人気者に!

見に来た人
「びっくりした」
「竜みたい。子供も見られてよかった」
「大きくてすごい、実物で見たのは初めて」

記者リポート
「あちらに見えるリュウグウノツカイ現在、かなり弱っているとのことでしたが、よく見るとえらが動いているのがわかります」

捕獲されたリュウグウノツカイには、「ピンチの時に尻尾を切る」自切と呼ばれるあとが…。水族館によりますと展示されてからまもなく、残念ながら死んでしまったということです。水族館では、今後、貴重な資料として活用していきたいとしています。

[日本の企業倒産の増加がリーマンショック並み]という帝国データバンクの報道

 

新型コロナウイルス関連倒産の累計(2020年1月-2022年12月)

帝国データバンク


「リーマン・ショック並み」の急増ペース 11月の企業倒産、前年から「100件」増加 リーマン当時と異なる要因とは

帝国データバンク 2022/12/08

抑制された前年から「反動増」の性質が特徴、コロナ融資の効力弱体化も

コロナ禍後、初の倒産増勢局面を迎えている。2022年11月の倒産件数は前年同月(468件)を大幅に上回る570件が発生し、コロナ禍以降では最長となる7カ月連続での増加となった。

600~700件台で推移していたコロナ前の水準に比べれば依然として少ないものの、円安・物価高・人手不足の「三重苦」に耐え切れない中小企業の倒産が相次ぎ、増加基調が鮮明となっている。

倒産件数の増加幅では前年同月から102件の増加となった。11月単月の増加幅としては、リーマン・ショック直後の2008年11月(前年同月+104件)と差がなく、14年ぶりの高水準だった。

2008年11月は、同年10月末からスタートした中小企業向け資金繰り支援「緊急保証制度」も期待された効果は乏しく、上場企業倒産も戦後最多を更新するなど、急激な内外需の縮小による業績低迷から倒産する企業が多くみられた。

一方、2022年11月は倒産発生が大きく抑制された前年からの反動増の面が強く、2008年11月と異なる性質を持っている。

特に、「物価高」「円安」「人手不足」のトリプルパンチにより耐え切れなくなった中小企業の倒産が目立ち、前年の倒産発生を抑制してきたコロナ関連融資の効力が弱まっていることも背景にあるとみられる。

[農業の倒産が急増、20年間で最多ペース]という東京商工リサーチの報告

 


「農業」の倒産が急増、20年間で最多ペース

東京商工リサーチ 2022/12/08

円安、原油高、飼料高が需要減に苦しむ「農業」に追い打ちをかける。2022年の「農業」の倒産は20年間で最多に迫っている。

2022年1-11月の倒産は累計67件に達し、前年1年間の42件をすでに超え、20年間で最多だった2020年の80件に迫っている。

円安やロシアのウクライナ侵攻に伴う穀物価格の上昇などで飼料高・燃料高が加速し、養鶏業や養豚業を含む畜産農業の倒産が26件(前年同期比188.8%増)と、前年同期の約3倍に急増。業界大手の経営破綻も相次ぎ、「農業」経営の苦境が鮮明になっている。

負債総額も867億400万円で、前年1年間の44億9,700万円の19倍増と大幅に膨らんでいる。これは負債100億円以上の2件を含む同10億円以上の倒産が14件(前年同期1件)と、大型倒産の増加が大きな要因だ。

3月に養豚専業で全国有数の規模を誇った(株)長島ファーム(鹿児島県、負債32億8,600万円)、9月に「神明牧場」で知られる神明畜産(株)(東京都、負債294億5,600万円)。また、3月に会社更生手続きに入った鶏卵流通大手のイセ食品(株)(東京都、負債278億4,700万円)グループの養鶏業者の連鎖倒産など、畜産業界のリーディングカンパニーの経営破綻が広がっている。

農業分野は天候や災害、家畜の伝染病など不可抗力のリスクが付きまとうが、そこに円安や原油高、飼料高がのしかかっている。

農林水産省は、生産コスト削減や飼料自給率向上に取り組む生産者に対し、補填金を交付している。

だが、倒産急増はコロナ禍による需要減、豚熱(豚コレラ)などの伝染病に加え、飼料や肥料価格の高騰、高止まりする燃料価格などの想定外の負担が大きく、経営を圧迫している。

価格転嫁も難しいなかで生産コストアップが経営の足かせとなっており、農業分野はしばらく厳しい局面が続きそうだ。

件数67件、20年間で2番目の高水準

農業の倒産のピークは、2003年以降の20年間では2020年の80件。後継者難など人手不足の問題を抱えた小規模事業者の倒産が中心だった。その後、2021年は42件に減少したが、2022年は再び増勢に転じ、1-11月累計は67件とすでに前年を上回り、20年で2番目の高水準に達している。

20年間の負債総額の最大は、2011年の4,569億3,500万円だったが、和牛預託商法の(株)安愚楽牧場(負債4,330億8,300万円、2011年8月民事再生→破産)が、1社で全体の94.7%を占めた。

同社を除くと、年間の負債総額は100億円前後で推移していたが、2022年は11月までで867億400万円と、前年1年間(44億9,700万円)の19.2倍に急増。件数増と相次ぐ大型倒産が負債総額を押し上げた。

【業種別】畜産農業が約3倍に増加

業種別(小分類)では、最多が「耕種農業」の36件(前年同期比44.0%増)。このうち、野菜作農業(16→25件)、果樹作農業(2→6件)などで増加が目立つ。

次いで、「畜産農業」の26件(前年同期比188.8%増)で、前年同期の2.8倍に増加した。内訳では、養鶏業(5→15件)、養豚業(ゼロ→3件)、肉用牛生産業(2→3件)などが増えた。畜産農業は伝染病の広がりによるダメージに加え、飼料価格や温度管理のための燃料費の高騰が経営を圧迫したケースが多い。

【業種別】畜産農業が約3倍に増加

業種別(小分類)では、最多が「耕種農業」の36件(前年同期比44.0%増)。このうち、野菜作農業(16→25件)、果樹作農業(2→6件)などで増加が目立つ。

次いで、「畜産農業」の26件(前年同期比188.8%増)で、前年同期の2.8倍に増加した。内訳では、養鶏業(5→15件)、養豚業(ゼロ→3件)、肉用牛生産業(2→3件)などが増えた。畜産農業は伝染病の広がりによるダメージに加え、飼料価格や温度管理のための燃料費の高騰が経営を圧迫したケースが多い。

【形態別】再建型倒産が大幅増

形態別では「破産」が最多の49件(前年同期比44.1%増)で全体の73.1%を占めた。このほか、特別清算の3件(前年同期3件)を含む消滅型倒産が52件(前年同期比40.5%増)と、約8割(77.6%)を占めた。

一方、再建型倒産は、前年同期は民事再生法が1件にとどまったが、2022年は会社更生法が2件(前年同期ゼロ)、民事再生法が13件の合計15件に達し、大幅に増加した。大手企業やそのグループ会社などが中心で、債務軽減とスポンサー支援を得て再建に取り組んでいる。

なお、農業の倒産は67件すべてが法的倒産で、私的倒産はゼロ(前年同期ゼロ)だった。

【地区・都道府県別】全国8地区で増加、最多は茨城県の7件

地区別では、関東が最多の14件(前年同期比100.0%増)と2倍に増加した。次いで、近畿(同120.0%増)と九州(同22.2%増)が各11件、中部が10件(同25.0%増)、東北が9件(前年同期ゼロ)と続く。9地区のうち、北陸(3→1件)を除く8地区で前年同期を上回った。

都道府県別では、最多が茨城県の7件で、このうちイセ食品グループの養鶏業者が4件だった。次いで、北海道が5件と続き、宮城県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、長崎県、宮崎県の7県が各3件だった。都市圏に偏らず、農業が盛んな地域を中心に全国で発生している点が特徴。

ヨーロッパに今季最大の寒波が近づいている

 

(※) 紫とピンクは、平年より 10 – 20℃など低い予測となっている場所です。

12月19日のヨーロッパの気温の平年との差異の予想

electroverse.co

英国でも、気象庁が氷点下の気温を警告しています。

以下の記事の中盤に翻訳があります。

イギリス全国農業組合が、食糧供給に関しての「緊急記者会見」を開き、あらゆる作物の供給に問題が出る可能性があると警告…
地球の記録 2022年12月8日