[中国の慈善団体が1万超 登録ボランティア数は2億人以上]という報道

 

(※) この理由はですね。今の中国には「社会信用システム」というものがありまして、ボランティアは、ポイントを獲得できるのです。それにより、その後の生活に恩恵が出るのですね。以下の2018年の記事にあります。

[記事] 未来世紀チャイナが作り出す中国式デストピア : 人々はシミュレーションゲームのような「変動するポイント制度」による信用システムの中で生きていく
In Deep 2018年4月3日

この上の記事に、

> 献血とボランティア活動でボーナスポイントが与えられる

とありますが、そのボーナスポイントのためのボランティアだと考えられます。もちろんボランティア自体は、悪いことではないですが、なかなか生きていくのが難しい社会制度ではあります。


中国の慈善団体が1万超 登録ボランティア数は2億人以上

CGTN 2022/09/10

中国各地の社会団体は過去10年間で急速に増えています。中国民政部が8日に発表した最新データによりますと、現在、全国では90万の社会団体が登録されており、新中国成立初期の2万倍、改革開放初期の150倍に達していることが明らかになりました。

そのうち、登録・認定された慈善団体は1万を超え、2020年の中国の慈善寄付金の総額は2012年と比べて155%増となる2000億元(約4兆1338億円)を突破しました。

 また、全国の有資格のソーシャルワーカーは2012年と比べて9倍近く増えて73万7000人に達し、ボランティアグループの数は129万を超え、登録ボランティアの人数は2億2000万人と、全国総人口の15.9%を占めています。