米オハイオ州の高校サッカーの選手の足から「長さ1.8メートル」の紐状の血栓が摘出される

 

(※) 長さ1.8メートル…。この正確な理由は不明ですが、以下の記事でご紹介したことと同様のようにも思われます。

[参考記事] 「血液がかつてとはまるで違うのです」:アメリカの遺体衛生保全者たちの話から明らかになってきた、現在起きている驚異的な現実
In Deep 2022年9月8日


高校サッカー選手の足から1.8メートルの血栓が取り除かれ、彼のアスリートのキャリアは終わった

westernjournal.com 2022/09/07

6 Feet of Blood Clots Removed from High School Football Player’s Legs, Ends His Career

オハイオ州ウォーセオンの高校 3年生であるカデン・クレイマーさんは、サッカーシーズンが始まる数日前に、説明のつかない突然の痛みに襲われた。彼の足は周囲が 10センチほども腫れ、何の前触れもなく、足と背中に広がる痛みを感じていた。8月1日のことだった。

父親は、クレイマーさんを緊急治療室に連れて行った。彼はその後、9日間入院した。

トレド小児病院で、医師たちは、抗凝血剤の投与により、クレイマーさんの脚の静脈全体に広がっていた長さ約 1.8メートルのひも状の血栓を摘出した。

テレビ報道によると、彼の高校でのサッカーのキャリアは終わりを迎えた。

足に血栓があると言われたときの感情的な衝撃は大きかったとクレイマーさんは言う。

「悲しかったです。ずっとサッカーをやってきて、これからも友達とプレーすることを考えていたので、泣いて動揺しました」とクレイマーさんは語った。

病院で 1週間以上入院し、血栓を除去するためのいくつかの処置を行った後、彼は退院した。

しかし、医師は、やるべきことはまだあると述べた。

「残念ながら、クライマーさんの回復への道のりはまだ終わっていません。医師たちは、彼に何が起きたのかを突き止めようとしているだけでなく、力を取り戻そうと努力しています」

医師たちは、クライマーさんの症状を下大静脈閉鎖症と呼ばれる状態と診断した。国立医学図書館によると、この障害は後天性または先天性であり、人体で最大の静脈である下大静脈が損傷しているか、完全に形成されていないか、失われている可能性があるという。