英国のエネルギー危機で動物園が閉鎖の危機。一部の動物は安楽死の可能性

 


エネルギー危機の中で英国の動物園が閉鎖に直面

RT 2022/09/08

British zoos face closure amid energy crisis

維持費が急増するため、一部の動物は安楽死させなければならないのではないかという懸念がある。

英国のホスピタリティ業界は、エネルギー価格の高騰によりビジネスの 5 分の 1 が倒産する可能性があると警告しており、動物園を維持するコストが持続不可能になるため、全国の動物園が閉鎖に直面している。

先週、ブリストル動物園 (186年間開園している世界で最も古い動物園の 1つ) は、財政的圧力のために門を閉めた。

一部の動物は英国の野生動物保護公園に移されるが、多くは世界中の動物園に送られる。

20,000頭以上の動物が生息するイングランド北西部のチェスター動物園は、通常は約 150 万ポンド (約 2億5000万円) の年間光熱費が、今年は 200 万ポンド (約 3億3000万円) に上昇すると予想されており、急増する可能性があると報告している。動物園の CEO であるジェイミー・クリストン氏によると、2023 年には 300 万ポンド (約 5億円) になるという。

「コモドオオトカゲにジャンパーを着させることはできません。これらの動物が繁栄する温度を維持する必要があります」と彼は iNews に語った.。

クリストン氏はまた、生活費の危機が観光客数に影響を与えていることを指摘し、「英国の人々はお金の使い方に非常に注意を払っています」と指摘し、「来年になれば、おそらく(動物園に来るために)お金は使わないと思われます」と言う。

英国の他の企業や慈善団体と同様に、動物園は英国政府が導入したエネルギー価格上限の恩恵を受けていない。動物園の所有者と遊園地の運営者は、リズ・トラス首相が率いる新政府がこの問題に対処することを望んでいる。