オランダのハールレム市議会が「肉の広告を禁止する」と通達

 


オランダの都市が世界で初めて肉の広告を禁止

dailymail.co.uk 2022/09/07

Dutch city becomes the first in the world to ban MEAT adverts

オランダのアムステルダム近くにあるハールレム市は、気候変動への影響を理由に、ほとんどの食肉の広告を世界で初めて禁止する予定だ、と当局者は9月7日に述べた。

16万人が住むハールレム市の市議会は、2024年から公共の場所での「養殖された肉」の広告を禁止することに同意した。

この動きは 11月に市議会で承認されたが、先週市議会議員が広告代理店に公式に通知したと発表するまで気付かれなかった。

「これは、公共の場所での『悪い』肉の広告を禁止する、オランダ、そして、ヨーロッパ、また、世界で初めての都市となるでしょう」と、緑の左派党の評議員であるジギー・クラゼス氏は述べている。

彼女は、「市の公共スペースを地球温暖化を加速する製品に貸し出すことでお金を稼ぐ」ことは、市の政治に反すると述べた。

禁止はすべての「集約的農業からの安価な肉」を対象とするだろう、とクラゼス氏は言い、「私が想定している限りでは、ファーストフードチェーンの広告を含む」と付け加えた。

ハールレムでの肉の広告禁止は、EU の環境目標を達成するために窒素排出量を削減するという政府の計画に怒っている農家による何ヶ月にもわたる抗議を見てきたオランダにとってデリケートな時期に行われた。

オランダ中央統計局によると、オランダ人の約 95%が肉を食べ、 20%は毎日肉を食べている。