オランダの教区で毎週のミサ(日曜礼拝)が廃止へ

 

(※) 米カトリック系サイトの記事からです。なお、日曜礼拝というのは、プロテストタントの言い方で、カトリックではミサだそうです


オランダの教区は、小教区が毎週日曜日にミサを提供しないことを発表した

lifesitenews.com 2022/09/07

Diocese in the Netherlands announces parishes will no longer offer Mass every Sunday

ミサへの出席者が減少し続けているため、オランダのルールモント教区は最近、毎週日曜日にミサを提供しないことを発表した。

司祭とボランティア不足、それに加えてエネルギーコストの増加を理由に、レネ・マセン教区長は先月の書簡で、教区内の教区は毎週ではなく隔週の日曜日にミサを行うと書いた。

教会は「すべての教会生活の中心として主日の聖体なしではやり遂げることができません」とマセン教区長は認め、「状況は多くの場所で根本的に変化しており」、この地域のすべての小教区で毎週のミサがもはや維持されなくなっていると述べた。

「多くの教区では、すべての教会で毎週、聖体を祝うのに十分な組織化された司祭を見つけて維持することはもはや不可能です。他の場所では司祭が不足しています」とマセン教区長は書簡で説明した。

「その結果、日曜日のミサはもはや保証されていません」と付け加えた。

教区が今後どのように運営されるかについて、マセン氏は、ミサを続けて行うよりも、「さまざまな小教区の信者を 1つの合同聖体式典に集める」ことができる方が「はるかにやる気を起こさせる」と述べた。

カトリック通信社によると、オランダには 370万人のカトリック教徒が住んでいるが、他の多くの西側諸国と同様に、ミサに定期的に出席していると報告しているのはわずかで、オランダでは 4%だけだ。