[7月末に東京で42℃ 今年の夏は超酷暑]という報道

 

(※) 勘弁して下さい。暑いのは苦手で…。でも、アメリカとか中国もすでにそうなってますしね。

[参考記事] アメリカのメジャー小麦生産地が「6月に40℃近く」という記録的な熱波に見舞われている。干ばつがさらに進行する見込み (地球の記録 2022/06/21)


7月末に東京で42℃ 今年の夏は超酷暑!

週刊現代 2022/06/23

今年の夏は灼熱地獄

「今年の夏はかつてないほどの超酷暑になります。例年1500人以上が熱中症で亡くなりますが、今年はそんな数では収まらないでしょう。梅雨明けから10日間がとくに暑くなるので注意が必要です」(気象予報士の森朗氏)

梅雨が明ける7月末に日本列島に「殺人熱波」が訪れる。原因となるのはラニーニャ現象と負のダイポールモード現象が同時に起こること。森氏が解説する。

「まずラニーニャ現象によって西太平洋の海水温が上昇し、太平洋高気圧の北への張り出しが平年より強くなっています。さらに今年は東インド洋でも海水温が上がり、チベット高気圧が東へ張り出しています。これが負のダイポールモード現象です。つまり、日本上空が2つの高気圧に挟み込まれる形になる。たとえるなら真夏に分厚い布団を2枚重ねているような状態になります」

史上最も長く暑い夏

東京はヒートアイランド現象によって最高気温が42℃を超える恐れがある。とくに電力消費が激しいオフィス街は危険だ。風通しの悪い高層ビルの密集地帯ではエアコンの室外機から排出された熱気やアスファルトが蓄えた熱がこもったままになる。しかも、先述の2つの高気圧により空気が圧縮され、さらに温度が高くなってしまう。

当然、熱中症のリスクは平年よりも上がる。昼に出かけようものなら生命が脅かされるほどの猛暑に見舞われる。

「気象庁の観測は日陰で行われています。ですので、炎天下での体感温度は気温 +5度になると考えてください。マスクをつけていれば、もっと暑くなります」(同前)

意外にも命を落とすリスクは昼より夜のほうが高い。東京は夜でも最低気温が30度を超える日がある。

「電気代がもったいないからとエアコンをつけずに寝てしまうと、熱中症になりかねず、寝ている間に命の危険にさらされます」(同前)

気象庁の予想によると暑さはラニーニャ現象の長期化で10月まで続く。今年の夏は観測史上最も長く、暑くなりそうだ。命を守るために熱中症対策は万全にしておこう。