1999年頃からは HIP HOP ばかり聴くようになっていったのですけれど、たまにレコード屋などに行って、「お、これは?」とか、適当に買うこともまた多かったです。
もともと実験音楽とかテクノ系サウンドが十代から好きだったこともあり、これはデンマークのユニットなんですが、「ほお、デンマーク」と、欧州系のユニットには、どこか惹かれるものはありました。そして、こういうのをたまに聴くと、なんか自分の十代の頃の音楽指向性とどこか似ていて、安心したものです。
「ちゃんと洗練されると、こんな素敵な曲にもなるもんなんだなあ」と。私は音楽を洗練させることができなかったので、どうやっても、こうは行かなかったのですけれど。
Efterklang – Step Aside(2004)
このエフタークラングというのは、どこか「実験音楽のマイ・ブラディ・バレンタイン」みたいな感じも受けまして、三十代の頃にマイ・ブラディ・バレンタインを聴いていると、二十代の時によく遊びに行っていた東京の下北沢を思い出したものですけれど、陳腐な表現ですと、青春的なイメージもなくはないです。
二十代の私の生き方は、一般の価値観から見ればどうだったかはわからないですが、自分としては、自分の思うなりにストレートに生きていたと思いますので、思い出としては、いい思い出ばかりです。