(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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ESG – Moody (1981)
高校生の時から東京に出てきた最初の頃くらいに、よく音楽系のラジオ番組を聴いていたんですけれど、3つくらいの番組は大体聴いていたと思うんですが、番組名は全体的に覚えていないです。
ひとつは、土曜の夜だかにやっていた「トランスミッション・バリケード」という番組で、他のふたつのうちのひとつは、坂本龍一さんがやっていた番組で、もうひとつは…平日の夜にやっていたもののような気がするんですが、タイトルは思い出せません。
まあ、そうやってラジオを聴いているんですけど、番組まるごとをラジカセで録音するとなると、大体、当時の主流カセットテープは 45分とか 60分のものでしたので(それ以上のものは音質がとても悪くなる)、番組そのものを録音することはなかったんですが、「次は〇〇の〇〇です」となったときに、録音を始めるという感じでした。
これも、十代の終わり頃だと思いますが、先ほどのどれかのラジオ番組で流れたんですが、「次は〇〇の〇〇です」をちゃんと聞いていなかったんですね。
女性ボーカルが実に叙情的ないい曲で。オシャレな音楽でもあります。
「しかし、誰だ、これ?」
と思いながら、二十代のときには、その録音したものをよく聴いていました。
結局、その曲の演奏者が誰かを知るのは、その後、十数年後ということになりまして、インターネットでその曲が流れたんです。「ああ、ESG っていうバンドなんだ」と知り、レコードを探しに行ったりしていましたけれど、その十代の時に私が聴いたのは、以下の「ムーディー」という曲です。
これも後で知るのですが、普通、こういう感じのバンドって、白人なのかなあ、とか思っていたんですが、何系の人たちかはわからないですが、中心が 3人姉妹によるバンドで、以下のような人たちでした。有色人種系です。
ESG
clubberia.com
あるサイトには以下のように書いてあります。
> ESGはハウス/テクノ/ヒップホップ/ニュー・ウェーブ/ダブの誕生に立ち会いつつ、それらを育んだ母なるバンドである。ESGが現在のミュージックシーンに与えた影響は計り知れない。
「当時の日本は、ふいに良い音楽が流れていたんだよなあ」と、今さらながらに思い出します。
でも、ESG のように、後で偶然知るというのは珍しいほうで、今でも「あの曲良かったなあ」と思っていても、それがどこの国の誰の何という曲かわからないものばかりです。
そういう頭の中にだけ残っている曲がたくさんあります。