全米第3位の薬局チェーン「ライトエイド」が破産申請。全店が閉鎖か売却へ





ライトエイドの全店舗が破産申請のため閉鎖または売却へ

mynorthwest.com 2025/05/05

All Rite Aid stores to close or be sold as company files for bankruptcy


ライトエイドの店舗には、商品がほとんどない棚が並んでいる。

ワシントン州西部に薬局砂漠が出現する中、大手薬局チェーンが倒産の危機に瀕している。

ライト・エイド社の CEO、マシュー・シュローダー氏は月曜日(5月5日)、同社が破産申請するにあたり、全店舗を閉鎖するか売却することになるだろうと従業員に説明したとブルームバーグが報じた。

同メディアは、投資家からの資金が不足し、関税、供給コストの高騰、地主の値上げ、そしてシュローダー氏が「経済の劇的な低迷」と呼ぶものなど、一連の経済問題に直面していると報じた。

裁判所への提出書類によると、ライトエイド社は、破産手続き中の同社を支援するため、従業員の賃金や福利厚生を含む事業運営に必要な約 20億ドルの融資を金融機関から確約された。

その間、同社は処方箋を他の薬局に移管する作業を進めており、顧客は引き続き薬局サービスを利用できる。

ブルームバーグは、ライト・エイドにとって3年以内に2度目の破産申請となると指摘している。また、同社はコメントに応じなかったと付け加えた。