トランプ大統領によるイエメン攻撃が始まって以来、最多の死者が発生





トランプ大統領によるイエメン攻撃の中で過去最多の死者、重要な石油港が破壊される

zerohedge.com 2025/04/19

Single Deadliest Yemen Strike Of Trump Presidency Destroys Vital Oil Port

4月17日にイエメンに対して行われた新たな米軍の空爆は、ドナルド・トランプ大統領によるフーシ派反政府勢力を標的とした新たな作戦下で確認されている攻撃の中で、最も多くの死者を出した攻撃となった。

国防総省は、ガザ停戦が崩壊した 3月15日以降、イエメンへの激しい空爆を継続している。

フーシ派の報道官は 4月18日、この攻撃により 38人が死亡、102人が負傷したと発表した。

数時間後に死者数は少なくとも 74人に更新された。作戦は主にラス・イサ石油港を標的とし、破壊した。港からは夜空に巨大な火の玉が打ち上げられた。

空襲後の現地映像がソーシャルメディアで広く拡散されている。その多くは、周囲で巨大な火災が燃え盛る中、地面に散乱する死体など、非常に生々しい内容となっている。

米中央軍(CENTCOM)は、石油ターミナルへの攻撃を速やかに確認した。声明は「フーシ派は、指定外国テロ組織に物質的支援を提供する国や企業から経済的・軍事的に利益を得続けている」と始まっている。

米中央軍はおそらく民間人の大量犠牲者を予想していたため「今回の攻撃は、フーシ派の支配から逃れて平和に暮らすことを望んでいるイエメンの人々を傷つける意図はなかった」と続けた。

これに対しフーシ派は、民間人を殺害した攻撃を否定し非難し、「この完全に不当な侵略は、イエメンの主権と独立に対する甚だしい侵害であり、イエメン国民全体を直接標的としたものだ」と述べた。

現地紙が伝えた声明では、「何十年にもわたりイエメン国民に奉仕してきた重要な民間施設が標的となっている」と述べられた。