(スタチンに関しての参考記事)…世界で最も処方されているコレステロール薬スタチンが無意味か、あるいは「人の短命化に貢献している」可能性が判明
In Deep 2018年5月5日
科学者らは、心臓発作や脳卒中を減らすために、NHSは50歳以上のすべての人にスタチンを与えるべきだと述べている
dailygalaxy.com 2025/03/05
NHS should give statins to ALL people over 50 to reduce heart attacks and strokes by 1,000s, scientists say
専門家によれば、50歳以上の人々に毎日薬を服用させることで、心臓発作や脳卒中を何千件も予防できる可能性があるという。
現在、NHS (英国民保健サービス)は この年齢層の人々に対して 5年ごとに健康診断を実施しているが、このシステムは今後置き換えられる可能性がある。
英国医学雑誌 BMJ に掲載された研究によると、1錠の「ポリピル」を服用すると、高齢者の心臓発作や脳卒中の発症数が 3分の1ほど減少することが判明した。
このポリピル剤にはスタチンと 3種類の血圧降下薬の組み合わせが含まれている。
研究者たちは、この錠剤は NHS が 40歳から 74歳までの成人を対象にコレステロールや心臓の健康状態を評価するために 5年ごとに実施している健康診断に代わる可能性があると述べた。
もしこれが実施されれば、NHS を予防医療へと推進しようとする労働党政権にとって大きな政策イニシアチブとなる可能性がある。
BMJ によれば、ポリピルによるアプローチの根拠となる証拠は、「心臓発作や脳卒中の一次予防戦略としては十分」であると広く認められているからだという。
研究論文の共著者であるアルーン・ヒンゴラニ教授は、ランダム化比較試験の結果、高齢者がポリピルを 5年間服用した場合、重大な心血管イベントのリスクが約 3分の1減少することが明らかになったと述べた。