3月13日にブラッドムーン(皆既月食)が出現。観測できるのは南北アメリカと西ヨーロッパのみ





2025年3月に北米上空で見事なブラッドムーンを見ることができる

dailygalaxy.com 2025/02/13

Don’t Miss This Total Lunar Eclipse: Witness the Stunning Blood Moon Over North America in March 2025!

2025年3月、北米では魅惑的な天体現象、皆既月食が起こり、月が見事なブラッドムーンに変わる。月食は天体観測者にとって常にエキサイティングな光景だが、今回の月食は特に魅力的になりそうだ。

保護メガネが必要な日食とは異なり、月食は肉眼で楽しめるため、誰でも見ることができる。今度のイベントは、3月13日から 14日の夜に南北アメリカの空を美しく飾る予定だ。

月食は、地球が太陽と月の間に直接入り、月の表面に地球の影を落とすときに起こる。

皆既月食の間、月は地球の影に完全に浸り、深い赤オレンジ色を帯びる。この現象から、月食は「ブラッドムーン」というニックネームで呼ばれている。

この驚くべき効果は、地球の大気が光のより短い波長(青や緑など)を散乱させ、より長い赤とオレンジの波長だけが通過して月に届くために起こる。その結果、日の出や日の入りのときに空が赤く輝くのと同じように、月の外観が劇的に変化するのだ。

Space.com によると、この皆既月食は北米と西ヨーロッパの一部で観測できるという。

観測範囲が限られる日食とは異なり、月食は地球の夜側のどこからでも観測できるため、より多くの人が観測しやすい。

北米では、皆既日食は夜通し続き、65分間続くため、このブラッドムーン現象を観察するのに十分な時間がある。