テルアビブ北部のバス停でトラックが突っ込みテロとみられる事件、1人死亡、32人負傷
Times of Israel 2024/10/27
One dead, 32 wounded in suspected terror truck-ramming at bus stop north of Tel Aviv
10月27日朝、テルアビブ・ヘルツリーヤ近郊のバス停にトラックが突っ込むテロとみられる攻撃があり、男性 1人が死亡、32人が負傷した。うち 5人が重体、7人が中等傷、20人が軽傷を負った。
警察は、テルアビブ北部のイスラエル中部にあるイスラエル国防軍グリロット基地外のバス停でトラックを人々に突っ込ませた運転手が、その地域の武装した民間人によって射殺され「無力化」されたと発表した。
ヘブライ語メディアは、犯人はイスラエル中部のカランサウェ出身のアラブ系イスラエル人運転手ラミ・ナスララであると報じている。報道によると、彼の遺体は事故の原因となった病状があったかどうかを調べるため、解剖のためアブ・カビール法医学研究所に送られたという。
警察の最初の捜査によれば、基地の外のターミナルにバスが停車して乗客を降ろしていたところ、トラックが停留所に突っ込み、そこにいた人々をはねたという。
負傷者の多くは、2023年10月7日のハマスによる虐殺とその後の戦争で亡くなった人々を追悼する国家記念日を記念して近くの博物館へ日帰り旅行に行く前にバスから降りた高齢者たちだった。