シンガポール、ワクチン未接種者は出社禁止、商業施設への入場禁止、飲食店での食事禁止へと

 

(※) 未来の日本…。


ワクチン未接種、出社禁止へ 感染急増、対策強化―シンガポール

時事 2021/10/23

シンガポール政府は23日、新型コロナウイルス対策を強化し、ワクチン接種を受けていない従業員の出社を来年1月1日から禁止すると発表した。

未接種者は商業施設入場や飲食店での食事も既に禁じられており、社会活動が一層困難になる。

未接種者を締め出す一連の政策をめぐり、市民からは「接種強要だ」と反発する声もあるが、政府は「未接種者や医療システムを守るため」と主張している。未接種者が出勤するには認定施設で検査を受け、陰性証明を得なければならない。

8月以降、外食などの行動制限を一部緩和したところ、デルタ株による感染急増に見舞われ、人口545万人の小国で今月19日の新規感染は3994人と過去最多を記録。

接種率が「世界最高水準」と自負する84%に達している効果で重症化率は低いものの、感染急増で重症者も増え、20日発表の死者は18人と最多となった。