> 遺伝子組み換えたんぱくワクチン
> 中和抗体を作る効果を高める必要があると判断
ダメっぽいですね。
塩野義製薬が第2/3相試験を始めた「コロナワクチン」の仕組み
日刊工業新聞 2021/10/23
塩野義製薬は新型コロナウイルス感染症向けワクチンについて、開発の後半に当たる第2/3相臨床試験を国内で始めた。3000人を対象としている。8月に開始した開発前半の国内第1/2相試験の60人への投与結果を踏まえ、臨床試験の段階を進めた。
これまでに副反応が一定程度に抑えられる点と、感染を抑える中和抗体の上昇が良好である点を確認している。
同ワクチンは子会社のUMNファーマ(秋田市)による昆虫細胞などから目的のたんぱく質を発現する「BEVS」技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチン。
当初、免疫応答を調整する2種類の細胞のバランスを最重視したが、中和抗体を作る効果を高める必要があると判断。補助剤変更の結果、良好な結果が得られ、製品化に向け前進した。
同社は重要課題の一つに感染症を掲げる。早期承認に向け、今回の試験と並行して国内外で複数の臨床試験を行う準備も進める。