中国が「紅海への艦隊の派遣」を決定

 


中国艦隊、緊張高まる中紅海へ向かう

Asharq Al-Awsat 2024/02/26

Chinese Fleet Heads to Red Sea amid Rising Tensions

イラン支援のフーシ派民兵組織による紅海での船舶攻撃で緊張が高まる中、中国は同地域に艦隊を派遣することを決定した。

新華社通信の報道によると、中国人民解放軍海軍第46艦隊は 2月21日、広東省の沿岸都市湛江市を出港し、同地域に向けて出航した。

この配備は、アデン湾とソマリア沖の海域を確保するための中国の継続的な取り組みの一環であり、第45艦隊の後継となる。

新華社通信によると、第46艦隊の海軍任務には誘導ミサイル駆逐艦「焦作」、ミサイルフリゲート艦「許昌」、総合補給艦「紅湖」が含まれている。

700人以上の将兵とヘリコプター 2機が搭乗している。

一方、米軍は 23日、フーシ派の無人機と対艦巡航ミサイルが商船や米海軍艦艇に差し迫った脅威を与えていると判断し、攻撃を発表した。

軍中央軍によると、今回の攻撃はイエメンのフーシ派支配地域から紅海に向けて発射準備をしていた無人機4機と巡航ミサイル2発が命中した。

軍はまた、紅海を航行する商船の近くでフーシ派の一方向攻撃用無人機3機を撃墜したと発表した。

中央軍によると、攻撃は 2月22日と 23日に実施された。船舶への被害はなかったと付け加えた。