イラクの抵抗勢力がイエメンに加わり、イスラエルに対する海上封鎖を実施

 

加わったのは、イラクの人民動員部隊(PMU)という組織のようです。


イラクの抵抗勢力がイエメンに加わり、イスラエルに対する海上封鎖を実施

The Cradle 2024/01/24

Iraqi resistance joins Yemen in imposing naval blockade against Israel

米軍戦闘機が再びイラクとイエメンに爆弾を投下する中、イラクのイスラム抵抗勢力はガザの包囲が解除されるまでイスラエルの港を「停止」すると誓った。


人民動員部隊(PMU)。

民兵組織サイード・アル・シュハダ旅団のアブ・アラ・アル・ワラエイ事務総長は、1月24日未明、地中海のイスラエルに対しての海上封鎖の実施を含む、親パレスチナ作戦における「イラクのイスラム抵抗運動 (IRI)」の第 2段階の開始を発表した。

「米国の犯罪的占領が再び我が国の治安部隊をあからさまに標的にしている今、私たちはイラクのイスラム抵抗勢力ムジャヒディーンに対し、地中海におけるシオニストの海上航行に対する封鎖の強化を含む作戦の第二段階を開始するよう強く求める。組織の港は機能停止となる」とワラエイ氏はソーシャルメディアを通じて語った。

より大規模な人民動員部隊(PMU)内の派閥であるサイード・アル・シュハダ旅団の指導者は、「ガザに対する不当な包囲が解除され、人民に対する恐ろしいシオニストの虐殺が停止される」まで、これらの作戦は継続されると強調した。

その数時間前、米軍戦闘機はイラクとシリア国境のアルカイムとバグダッド南方のジュルフ・アル・ナスルにある PMU 傘下のカタイブ・ヒズボラの拠点とされる場所を対象に新たな空爆を実施した。

カタイブ・ヒズボラの報道官、ジャアファル・アル・フセイニ氏は今回の攻撃に対し、「米国が支援する残忍な殺人機械が停止し、包囲全体が解除されるまで、抵抗勢力はガザの人民を支援するために敵の拠点を破壊し続けるだろう」と述べた。 」

イラクのカシム・アルアラジ国家安全保障問題担当補佐官は、米国が PMU を標的にして再び「イラクの主権を侵害」していると批判した。

パレスチナ人民を支援する抵抗枢軸の作戦の一環として、PMU のメンバーを含む武装勢力の統括組織である IRI は、過去数カ月間にイラクとシリアの米軍基地に対して約 150回の攻撃を行った。