東京葛飾区で12歳以上の「小」中学生対象のワクチン優先接種を開始

(※)参考ニュース(英語) 「研究によると、10代の少年はCOVIDで入院するよりもワクチンで心臓の問題を患う可能性が6倍高いことがわかった」。

 

東京 葛飾区 12歳以上の小中学生対象 ワクチン優先接種を開始

NHK 2021/09/12

新型コロナウイルスに感染する子どもが増える中、東京 葛飾区は11日から接種可能な年齢に達している区内の小中学生を対象にしたワクチンの優先接種を始めました。

東京 葛飾区は、11日から区内の集団接種会場などで小中学生を対象にしたワクチンの優先接種を始めました。

対象となるのは、区内に住民票がある満12歳の小学6年生から中学3年生までの接種を希望する小中学生で、同伴する保護者も1名に限って一緒に接種できます。

11日は会場に次々と親子連れが訪れ、予診を受けたあとにワクチンを接種していました。

区では当初、2000人分の優先枠を設けて予約を受け付けていましたが、今後はさらに枠を増やし、今月下旬にかけて小中学生の接種を進める方針です。

中学1年生の男子生徒の母親は「これまで全く予約が取れなかったので接種できてありがたかった。電車で通学しているので心配していたが、安心材料の1つにはなったと思う」と話していました。

葛飾区新型感染症対策担当課の南部剛課長は「来週以降も、継続して予約を受け付けるのでこの機会にぜひ接種してほしい」と話していました。