「国のために飢餓を受け入れてほしい」と、エジプト大統領が国民に語る

 


シシ大統領、飢餓は国の発展のために支払う価値のある代償だと語る

Middle East Eye 2023/10/02

Egypt elections: Sisi says hunger a price worth paying for country’s progress

エジプトのアブドルファッタハ・エル・シシ大統領は、エジプト国民は国の成功の代償として飢えに陥る可能性を受け入れるべきだと述べた。

同氏はまた、12月に予定されている大統領選挙に先立って、貧しい人々にオピオイド麻薬を配布することで「エジプトを破壊する」ことができると奇妙な提示を示した。

9月30日の広く非難されたこの演説の中で、シシ大統領は以下のように述べた。

「あなた方エジプト人は、建設して進歩するよりも食べるほうが好きだとあえて言わないでほしい。国の進歩と繁栄の代償が飢えと渇きにあるのなら、食べたり飲んだりしないようにしよう」

「私たちの国の大義を傷つけて、私たちを世界の笑い者にしてはいけない。しっかりと立ち、私たちが経験している残酷な状況を贈り物に変えてください。しっかりと立っているほど、(経済危機は)早く過ぎ去るだろう」

シシ氏は、この国がいかに簡単に破壊されるかについて最高司法評議会と話し合い、「困難な状況」にある10万人に強力なオピオイドのトラマドールを投与すれば、3,000万ドルもかからずに効果が得られるという結論に達したと述べた。

迫りくる経済危機

アナリストらは、エジプトは内戦で荒廃したウクライナに次いで債務危機のリスクが2番目に高い国だと予測している。

エジプトは何年も経済危機に見舞われており、国内の食料価格に深刻な影響を及ぼしたウクライナ戦争によって状況はさらに悪化した。

公式統計によると、エジプトの年間インフレ率は 8月に新記録の 39.7%に達し、エジプトポンドは対ドルで大幅に下落している。