(参考記事)ロシアが、建国以来初めてとなる「全土規模での核攻撃に対しての想定演習」を10月3日に実施
地球の記録 2023年9月30日
以下は東欧メディア REMIX の記事です。
プーチン大統領、史上初の全国規模の核訓練を命令、北極圏で核爆弾実験を準備
rmx.news 2023/10/02
Putin orders first ever nationwide nuclear drill, prepares nuclear bomb test at Arctic Circle
訓練はプーチン大統領の71歳の誕生日の4日前に開催される
ロシアは、同国への広範な核攻撃をシミュレートする初の全国訓練を開催すると、ハンガリーのマジャル・ヒルラップが報じた。
1日限りのこの核攻撃演習は、NATO がロシアに核攻撃を開始し、ロシアの住宅や生命維持施設の 70%が破壊されるという想定に基づいている。シナリオでは、国内に戒厳令が敷かれ、総動員が命じられる。
この実験では、原子力発電所やその他の主要施設への損傷によってもたらされる二次的な脅威もモデル化される。
州および地方当局は、食料、医薬品、放射線防護を提供するために緊急救助チームを組織する必要がある。
準備文書は、核保有国を巻き込んだ世界規模の紛争を含む戦争の激化に備える必要があると述べている。
生命の脅威のある地域からの人口の恒久的な移転はチェルノブイリと同様であり、前例のない規模での国内の人口移動が含まれる。
一方、プーチン大統領は、模擬核ハルマゲドンから逃れるため、核バンカーの一つに移動している。実際の核戦争が起こった場合、彼は航空管制センターとして機能できる「ドゥームズデイ」Il-80 マックスドーム航空機の艦隊を保有している。
演習はプーチン大統領の 71歳の誕生日の 4日前に行われる。
この国家災害演習は核戦争の訓練とみなされているだけでなく、北極圏での核爆発実験の準備も進められている。
ロシアのセルゲイ・ソイグ国防大臣は 8月にノバヤゼムリャを訪問し、数十年の中断を経て実験が間もなく再開される可能性があることを示唆した。