ここでも、少子化の原因として「気候変動」が出されています。まあ、2023年7月まで 13ヵ月連続で減少というのは、何が原因かを想定する期間としてわかりやすいですね。
オーストラリアの当局も、少子化の原因に気候変動を挙げていました。以下にあります。
(記事)オーストラリアの2023年第一四半期の出生数がさらに激減し、過去最低レベルに。当局はその理由を「気候変動のため」と説明(苦笑)
2023年7月11日
フランスの出生率はここ 30 年間で記録的な水準に低下
Ino TV 2023/09/09
BFM TV: рождаемость во Франции упала до рекордного за 30 лет уровня
フランスのテレビ局 BFM TV は、フランスは 2023年上半期に出生危機に直面していると報じた。
フランス国立統計経済研究所によると、7月に生まれた子どもの数は毎日平均 1,907人で、昨年より 8.6%減少した。同団体は、新生児数の減少が 13カ月連続で続いていると報告した。このような減少は過去 30年間で最大となる。
BFM TV によると、国内のすべての地域で新生児の数の大幅な減少が観察されている。
地域の中で前年比出生数が最も低かったのはニューアキテーヌ地域圏 (-9.4%) で、次にオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域とオクシタニア地域 (-8.6%) が続く。
パリ地域ではこの傾向はそれほど顕著ではなく、 -5.2%だった。
しかし、出生率の低下にもかかわらず、フランスは依然として近隣諸国よりも有利な立場にあると、国立統計経済研究所のクロエ・タヴァン氏は述べる。
「フランスの出生率は依然として比較的高い水準にあります。2012年以来、フランスはヨーロッパで最も出生率の高い国となりました」と彼女は述べた。
2021年の統計によると、フランス人女性1人当たりの子供の数は平均 1.84人であるのに対し、ヨーロッパ平均は 1.53人だ。しかし、人口再生産のためには出生率が 2.05 に達する必要がある。
フランスの出生率低下には多くの理由があると BFM TV は述べ、主な原因として、生活の不安定、気候変動、家族を支援する政府の政策の問題を挙げている。