タイでサル痘感染者が急増。疾病管理省は8月だけで145人の感染を確認と発表

 


「サル痘」危機、男子学生16人が感染、8月の感染者数は145人に増加

thairath.co.th 2023/09/04

“ฝีดาษลิง” วิกฤติ มีนร.ชายติด 16 ยอดเดือนส.ค.พุ่ง 145 เตือนเพศสัมพันธ์มั่ว

タイ疾病管理省は、タイにおけるサル痘の状況が憂慮すべきものになっていることを指摘している。

最近では 8月に若者の間で流行の増加が見られ、サル痘の感染者数は 100人を超えて急増した。学生の感染者も 16人おり、最年少はチョンブリー地域の 16歳の男子学生だ。

彼らから多くの人々との危険な性交渉の履歴が見つかった。当局は青少年たちに対し、危険な性交渉を控えるよう警告している。病気にかかるリスクを軽減するには、青少年たちは知識と理解を持って自分自身を守らなければならない。

感染者が増え続けていることがわかった 9月3日、疾病管理局長は、タイのサル痘の状況を明らかにした。

2023年8月31日時点の情報では、免疫不全(HIV)患者を含む合計 316人の患者がおり、1人が死亡している。このうち、男性と性交渉をした男性は 271人で 85.8%を占め、HIV 感染者は 143人で 45.3%を占めていた。感染者は、タイ人 277人、外国人 36人、不明 3人で、大半がバンコク在住者だった。

最も多い年齢層は 30~ 39歳の 152人、次いで 20~ 29歳の 85人、15~ 24歳の若年層 28人となっている。若者の感染リスクが急激に高まっている。

タイは緊急時に使用するため世界保健機関からテコビリマットの支援を受けている。これはポックスウイルス属のウイルスを殺す能力を持つ薬で、医師によって重篤な症状が確認され入院した患者の治療にのみ使用される。