台湾周辺で「過去最多」となる16隻の中国軍艦が探知される

 


台湾当局、島周辺で過去最多となる16隻の中国軍艦を探知したと発表

antiwar.com 2023/07/18

Taiwan Says It Detected a Record 16 Chinese Warships Around Island

軍艦の数は、2022年8月に当時の下院議長ナンシー・ペロシ氏が台湾を訪問したことに応じて中国が派遣した14隻よりも多い。

中国は先週、1日としては記録的な数の軍艦を台湾周辺に派遣したことが判明した。

2022年8月のナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問に中国軍が応じたときの過去最多を上回ったとサウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた

台湾国防省は 7月14日、台湾周辺で活動している中国人民解放軍(PLA)の船舶16隻を発見したと発表した。同時に、どれだけ島に接近したかは明らかではないと述べた。

ペロシ氏の訪問後、人民解放軍は封鎖を想定した訓練のために島周辺に14隻の船舶を派遣したが、それを上回る数だ。

4月に台湾の蔡英文総統がケビン・マッカーシー現下院議長と会談した際、中国は台湾周辺で大規模な演習を実施し、人民解放軍の軍艦12隻を同地域に派遣した。

台湾周辺での中国の大規模な軍事演習は通常、米国が台湾に関してとった行動に応じて行われており、米国政府は中国政府の立場にもかかわらず、台湾政府との関係を強化し続けている。

今回、人民解放軍が台湾周辺に16隻の軍艦を派遣する決定をするきっかけとなった何らかの単一の出来事があったのかどうかは明らかではない。