カナダのアルバータ州で、100件以上の山火事が発生し、13,000 人が避難

(※) 記事には、「異様な高温が続いているため」とあるのですが、「北米って寒いんじゃなかっけ?」と、たとえば、ミシガン州ではまだ大雪が降っているとか(報道)、そういうことがありましたので、不思議に思いましたが、北米の気温の状況を見ると、「異常な状態」であることがわかります。

以下は、5月1日の北米の「平年との気温の差異」です。西と東でまったく異なる (しかも、西でも、カリフォルニア州は平年より大幅に寒いとか)。

平年との気温の差異 (西側は異常高温、東部は異常低温)

electroverse.info


アルバータ州で 100 件以上の山火事が発生し、13,000 人が避難

zerohedge.com 2023/05/07

13,000 Evacuated As Over 100 Wildfires Burn Across Alberta


BushelsPerAcre

5月6日の朝、カナダ西部のアルバータ州で 100件以上の山火事が発生し、その一部は「制御不能」に分類され、当局は 13,000 人を避難させた。

アルバータ州の山火事状況ダッシュボードのデータによると、ET 11:30 の時点で、アルバータ州では 102件の山火事が発生しており、そのうち 35件が制御不能に分類されている。

5月6日、アルバータ州緊急事態管理庁の専務理事であるスティーブン・ラクロア氏は、記者団に対し、州の山火事の状況は「悪化しており、非常に流動的」であると語った。

「多くのコミュニティが火災の影響を受けており、13,000人を超えるアルバータ州民が自宅から避難しています。私たちは連邦、州、地方自治体のパートナーと協力して、この進化し、非常に流動的な状況を通じて緊急支援を提供しています」ラクロア氏は述べた。

アルバータ州の山火事情報部門マネージャーであるクリスティ・タッカー氏によると、「気温はここしばらくの間、平年より 10度から 15度高くなっていますが、まだアルバータ州全体には緑の草や葉がありません。とても乾いているのです」

タッカー氏は、平均以上の気温と強風が火災に拍車をかけていると語った。彼女は、アルバータ州では 1月以降 348件の山火事が発生し、62,000エーカーが焼けていると述べた。

「この時期の山火事活動は、これまでに見られたよりもはるかに多いです」とタッカー氏は指摘した。