プーチン大統領が、巡洋艦「モスクワ」沈没1周年の日に「核ミサイル発射テスト」を艦隊に命じる。場所は日本の隣

 

(※) 巡洋艦モスクワ沈没とは、ロシア軍のミサイル巡洋艦で、2022年4月14日に、沈没しました。原因はウクライナ側とロシア側で食い違っています。

どうでもいいですけど、この報道通りだと、核ミサイルテストが行われるのは、ウラジオストクの海域のようで、つまり「日本のすぐ隣」です。

日本列島とウラジオストクの位置関係

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ヨーロッパのほうではなく、こっちでやるんですね。今の日本はとんでもなくロシアの敵国になってしまっているようです。


発砲準備完了 プーチン大統領は、旗艦モスクワ沈没の記念日に西側での核ミサイル発射のテストを命じる

The Sun 2023/04/14

READY TO FIRE Putin orders test NUKE launch on the West in surprise show of strength on anniversary of his flagship Moskva sinking

ウラジーミル・プーチン大統領は、彼の旗艦であるミサイル巡洋艦モスクワの沈没から 1年を記念して、驚きの復讐の動きとして、核ミサイル発射をテストするように艦隊に命じた

この想定外の演習は、巡洋艦モスクワの沈没から 1年後にセルゲイ・ショイグ国防相によって発表された。

プーチン氏は、太平洋艦隊に、西側で報復核攻撃を行う準備ができているかをテストする奇襲戦争演習を行うよう命じたという。

太平洋艦隊の戦略的火力は、ソビエト時代から報復攻撃におけるロシア側の主な武器と見なされてきた。

この動きは、プーチン大統領のウクライナに対する戦争の中での、西側に対する意図的な力の誇示のようだ。

ウラジオストクの海軍基地を拠点とするこの演習には、ミサイルの発射と、艦隊の潜水艦だけでなく、核対応の戦略爆撃機の準備状況のテストが含まれると予想されていとた。

これらの戦争ゲームには、サハリン島や日本の北にある千島列島への想定される敵の攻撃を撃退するなど、より限定的な目的もあった。

日本は、千島列島の領土権を主張しているが、ロシアは昨年、日本との和平交渉を中断し、ウクライナでの行動をめぐる東京の対ロシア制裁に抗議した。

クレムリンの最も上級の兵士であるワレリー・ゲラシモフ将軍は、ロシア海軍は訓練中に厳戒態勢に置かれ、戦闘演習を行う訓練エリアに配備されると述べた。

ゲラシモフ将軍は以下のように述べた。

「このチェックの主な目標は、海洋および海域からの潜在的な敵の攻撃を撃退する任務を解決する軍隊の能力を構築することだ」

「演習中、太平洋艦隊は大規模なミサイルと空爆を撃退し、潜水艦を捜索して破壊するための演習を実施し、魚雷と砲撃とミサイル発射を実行する必要がある」