イタリア人は昆虫を食べることを拒否する
sott.net 2023/03/25
Italians refuse to ‘eat ze bugs’
コオロギ、イナゴ、昆虫の幼虫等から作られた小麦粉の調理への使用の増加が、イタリア国内で激しい反対に直面しており、政府はピザやパスタでのこれらの昆虫が使われている小麦粉の使用を禁止し、スーパーマーケットでは、棚で通常の小麦粉と完全に隔離して設置することを命じた。
イタリア料理に昆虫粉が混入している可能性があるという懸念の表れとして、3人のイタリア政府の大臣が、ローマで記者会見を開き、昆虫入り小麦粉の取り締まりを目的とした 4つの法令を発表した。
「これらの(昆虫入りの)小麦粉がイタリアで作られた食品と混同されないことが基本です」とフランチェスコ・ロロブリジーダ農業大臣は述べた。
ビタミン、タンパク質、ミネラルが豊富なコオロギから作られた小麦粉は、栄養素を得る生態学的な方法としてますます注目されている。市場は 2029年までに 35億ドルに達すると予測されている。1月には、ミルワームの幼虫がリストに追加された。
これらの 4つの昆虫すべてがイタリアの法令で言及されており、それらを含む製品には、「大きな文字でラベルを付け、他の食品とは別に陳列する必要」がある。
ロロブリジーダ農業大臣は以下のように付け加えた。
「これらの(昆虫入りの)製品を食べたい人は誰でも食べることができますが、食べたくない人…まあ、そしてそれはほとんどのイタリア人になると思いますが、それを選ぶことができます」