中央アフリカ共和国の金鉱山で武装集団が 9人の中国人を殺害

 


中央アフリカ共和国の鉱山で武装集団が中国人 9 人を殺害

africanews.com 2023/03/20

中国政府は、内戦が激化している中央アフリカ共和国の採掘現場で中国人 9人が殺害されたことを非難し、中国の習近平国家主席は 3月20日、加害者たちに「厳重な処分を下す」よう求めた。

中央アフリカ共和国で最近立ち上げられた中国人が運営する金 (ゴールド)採掘現場に武装集団が襲撃し、中国人 9 人が死亡し、2人が負傷した。

しかし、最初は攻撃の責任を問われた反政府連合は、その日の後半に声明を発表した。証拠を提供することなく、ロシアの傭兵が暴力の背後にいると非難した。

この早朝の攻撃は、カメルーンとの国境に近い同国西部で武装集団が 3人の中国人を誘拐した数日後に発生した。

チンボロ金鉱への攻撃は午前 5時頃に始まり、武装集団が現場の警備員を制圧して発砲したとバンバリ市のアベル マティパタ市長は述べた。この採掘現場は、数日前に立ち上げられたばかりだ。

犠牲者の遺体は、この日の遅くに首都バンギに運ばれた。地元当局は襲撃者を追跡していると述べたが、それ以上のコメントは控えた。

中央アフリカ共和国は、金やダイヤモンドなどの膨大な鉱物資源があるにもかかわらず、依然として世界で最も貧しい国の 1つだ。無数の反乱グループが、過去 10年間、この問題を抱えた国全体で何の罰も受けずに活動しており、外国企業による採掘探査を阻止してきた。

現在国内で活動している企業の多くは中国人であり、セキュリティ上の課題に直面している。

2020年には、地元住民がソッソ・ナコンボで中国人が運営する鉱山に反対する暴動を起こし、2人の中国人が死亡した。そして 2018年には、地元の指導者が中国人鉱山労働者に付き添って現場に向かう途中、ボート事故で死亡した後、怒ったコミュニティ・メンバーによって 3人の中国人市民が殺害された。