石川県の1カ月のコロナ死者数が過去最多に

 

(参考報道) [東北でコロナ死者数が急増]という報道 (2023/01/24)


1カ月の死者が過去最多に「第8波の感染者は第7波を越えた」金沢市保健所は独自に情報収集【石川発】

FNN 2023/01/25

石川県内で2022年12月、新型コロナで亡くなった人は69人と1カ月あたりで過去最高だった。そして2023年1月は19日時点で59人。このまま行けば過去最多を更新する。なぜここまで死者が多いのか、現場を取材した。

金沢市の保健所。2022年9月に全数把握が簡素化された事を受け、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人など、重症化リスクが高い人を優先的に対応している。

昨年9月から全数把握をしなくなった事から、金沢市保健所は独自に情報を収集して、感染拡大がみられる施設に出向いているという。そこで、感染対策を指導するほか重症化の兆候がある患者がいれば入院調整を行っている。

厚生労働省の調べでは、2022年12月1日から18日までに全国で新型コロナ感染により亡くなった人は1万7676人。新型コロナで亡くなった人の約2割がこの1カ月半で亡くなった。

また、年代について先週、加藤厚労相は次のように述べている。

加藤勝信厚労相:
死者は80代以上の高齢者の割合が多い。特により高齢者、年齢の高い高齢者のリスクが高い。

しかし、18日開かれた厚生労働省の専門家会議で、脇田座長は「現時点ではウイルスが変化して、重症率や死亡率が上がっているというデータはない」と指摘している。