イギリス海軍の「核武装潜水艦」で、極秘任務中に火災が発生。任務は中止

 


核武装した海軍潜水艦は、波の下での生死にかかわる火災により、極秘任務を中止した

SUN 2022/11/06

核兵器を搭載した英国海軍の潜水艦は、海面下での生死にかかわる火災のため、極秘任務を中止しなければならなくなった。

電気火災が発生したとき、核武装潜水艦「 HMSビクトリアス」はトライデント2ミサイルを搭載していた。

艦長が「緊急事態」を宣言したとき、30億ポンド (約 5,000億円)の、このヴァンガード級原子力潜水艦が水面に浮上した。

非番を含む130人以上の乗組員全員が行動を命じられた。

海軍筋は、火災は迅速に鎮圧されたと主張した。

損害を評価した後、船長はファスレーンの HMNB 基地への帰還を命じた。

16,000トンのこの潜水艦は、ノンストップの核抑止パトロールを提供する4つの潜水艦のうちの1つだが、当時はその役割を果たしていないと理解されていた。

イギリス海軍のスポークスマンは、「海上での継続的な抑止力には影響はないが、潜水艦作戦の詳細についてはコメントしない」と述べた。