[トルコの3月の物価上昇率が61パーセント]というハイパーインフレーション的報道

 


トルコ、3月の消費者物価上昇率61・14%…金融緩和を継続

読売新聞 2022/04/07

トルコ政府が4日発表した3月の消費者物価上昇率は、前年同月比で61・14%だった。2月の54・44%からさらに加速し、ロイター通信によると、20年ぶりの高水準という。

トルコは、ロシアのウクライナ侵攻前から、物価の上昇が続いていた。

だが、低金利で生産や輸出を増やし、経済が成長すれば、物価も安定するとの考えで、金融緩和を続けてきた。エネルギーの多くを輸入に依存し、価格上昇の影響も受けやすい。

スリランカは2月の消費者物価上昇率が17・5%だった。コロナ禍で観光業が打撃を受け、外貨不足が深刻になっている。外貨が足りずに、エネルギーや生活必需品の輸入が滞って国民の不満が高まり、暴動が起きる経済危機に陥っている。