台湾 寒波で大きな農業被害

 

(参考報道) 台湾に寒波襲来。心停止が相次ぐ (フォーカス台湾 2022/02/21)


寒波で打撃 農業被害、約5億5千万円に 屏東や苗栗で影響大/台湾

フォーカス台湾 2022/02/28

今月後半に台湾に襲来した寒波による農業への被害が拡大している。行政院(内閣)農業委員会が27日に公表した統計によると、被害額は漁業も含めて1億3365万台湾元(約5億5100万円)に上った。南部・屏東県や中部・苗栗県で大きな影響が出た。

台湾には19日、今冬初となる寒波が襲来。数日間にわたり、各地で寒さに見舞われた上、雨が降ったことも被害拡大の要因となった。

屏東県の被害額は4788万元(約1億9700万円)で全体の36%を占め、苗栗県の3366万元(約1億3900万円)がこれに続いた。以下、北部・桃園市1882万元(約7800万円)、中部・台中市1847万元(約7600万円)、北部・新竹県561万元(約2300万円)など。

農作物別では、改良種マンゴーの被害額が最多で、3903万元(約1億6100万円)に達した。イチゴは3495万元(約1億4400万円)に達した。