台湾に寒波襲来。心停止が相次ぐ

 

(※) 全然関係ないですが、台湾のコロナワクチンのブースター接種率は 36%にのぼっています。


寒波襲来の台湾、救急搬送前の心停止相次ぐ

フォーカス台湾 2022/02/21

台湾は今冬初の寒波襲来により、各地で寒さに見舞われている。各県市では19日から21日にかけて、病院に運ばれる前に心肺停止となった人が相次いだ。各県市の消防局は、寒さと直接的な関係があるかについては現時点では確認できないとしている。

台湾本島では21日、中部・台中市大甲で7.9度、桃園市楊梅区で8.8度を観測するなど、各地で気温が下がった。

台北市の消防局によれば、19日から21日午前8時までに通報された院外心停止(OHCA)の件数は27件に上った。南部・高雄市の消防局には20日から21日午前8時までに、OHCAに関する通報が25件あった。南部・嘉義県の消防局に19日から21日正午までに入ったOHCAの通報件数は10件だった。

台北や台中、台南、高雄、台東などの各県市は寒さから路上生活者を守ろうと、マフラーや手袋などの防寒物資を配布するなどした。

中央気象局によれば、22日も大陸からの寒気団の影響で引き続き冷え込むという。