[ウクライナ侵攻で「日本政府が何もしなければ『オイルショック』ガソリン1L200円も」]という報道

(※) 「日本政府が何もしなければ」って、何をすれば価格を抑えられる? という話もあります。


ウクライナ侵攻で「日本政府が何もしなければ『オイルショック』ガソリン1L200円も」/識者

日刊スポーツ 2022/02/24

経済産業省が24日発表した21日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、前週調査と比べて1リットル当たり60銭高い172円ちょうどだった。

政府は1月下旬から、価格を抑制するための補助金を石油元売り会社に支給しているが、7週連続の値上がりとなった。補助金は24日以降も5円に据え置き、3週連続で上限額の支給となる。 ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて原油価格が高騰し、ガソリン価格も一段と上昇する恐れがある。

経済ジャーナリストの荻原博子さん(67) 日本政府が何もしなければ、ガソリンは1リットル200円まで行くかもしれません。それこそ、「オイルショック」です。「世界の穀物倉庫」とも呼ばれ、小麦が豊作だったはずのウクライナが攻撃されたことで、食パンや麺類など、小麦が原料の食材は当然、価格がはね上がります。収穫のためにガソリンを使う他の穀物の価格も、上がりそうです。プーチン大統領は次の大統領選も見越して、今回の侵攻の構想をずっと描いていたし、絶対にあきらめないで手に入れるでしょうから、ウクライナ侵攻は長期化しそうです。日本国内ではコロナ禍もあって全体に業績が振るわないし、労働者の給料が上がらず、年金の支給額は下がる一方。景気が悪く、物価も上がる「スタグフレーション」になりますから、節約して現金をためるしかありません。