「数百万人のアメリカ人が債務不履行に陥っている」というニューズウィークの報道


何百万人ものアメリカ人がローン返済を滞納している

newsweek.com 2025/11/24

Millions of Americans Are Defaulting on Loans

アメリカ人は歴史的なペースで債務不履行に陥っており、これは長期的な構造的緊張と、より現代的な金融圧力との衝突であり、経済全体を揺るがす可能性があると考える人たちもいる。

この問題は、ニューヨーク連銀の最新の家計債務・信用報告書によって鮮明に浮かび上がった。同報告書によると、アメリカの家計債務は 2025年第3四半期に過去最高の 18兆6000億ドル (約 2900兆円)に達し、第2四半期から 2280億ドル (約 35兆円)増加した。

クレジットカードの残高だけでも 240億ドル増加して過去最高を記録し、一方で深刻な延滞残高(90日以上延滞)の割合は 7.1%と、金融危機に近い水準にまで上昇した。

自動車ローンも同様の状況で、深刻な延滞率は 3%と、2010年以来の最高値となっている。また、結果として債務不履行が急増し、2025年には差し押さえの波が引き起こされる見込みだ

回収データベース・ネットワーク(RDN)のデータによれば、すでに 220万台の自動車が差し押さえられており、年末までに過去最高の 300万台の自動車が差し押さえられると予測されている。

「近年、延滞、債務不履行、差し押さえが急増しており、大不況以前に見られた傾向と驚くほど似ている」とアメリカ消費者連盟は最近の報告書で述べた。

学生ローンの延滞は、しばしばより広範な消費者金融問題の前兆となるが、前例のないペースで増加している。

延滞率は、昨年の第4四半期のわずか 0.8%から第3四半期には 14.3%に急上昇し、パンデミック時代の返済猶予期間の終了によって引き起こされた歴史的な急上昇となった。アメリカンエンタープライズ研究所による教育省データの別の分析によると、550万人の学生ローン借り手がローンの返済を滞納しており、さらに 370万人が 270日以上延滞している。

これらの数字を総合すると、アメリカの消費者が深刻な苦境に陥り、アメリカの経済が再び崩壊の瀬戸際にいる可能性が浮かび上がる。