ポセイドンについては以下の記事にあります。
・ロシアが構築した「世界終末核装置」。ポセイドンという名のその報復兵器の破壊力は、広島に落とされた原爆の5000倍…
In Deep 2019年2月13日
プーチン大統領、ロシアが核搭載可能な超大型魚雷「ポセイドン」を試験したと発言
NBC NEWS 2025/10/29
Putin says Russia tested Poseidon nuclear-capable super torpedo
米国とロシアの当局者はともに、ポセイドンは放射能を帯びた海洋のうねりを引き起こし、沿岸の都市を居住不能にする能力を持つ、新たな種類の報復兵器であると述べている。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日 (10月29日)、ロシアが核兵器搭載可能な超大型魚雷「ポセイドン」の実験を行い、大成功したと述べた。
ポセイドンについては公表されている詳細はほとんど確認されていないが、本質的には、放射能を帯びた海洋のうねりを引き起こして沿岸都市を居住不能にする能力を持つ、自律型核搭載型魚雷だ。
プーチン大統領はモスクワの病院でウクライナ戦争で負傷したロシア兵らとお茶を飲みながら、この実験は火曜日に行われたと語った。
「初めて、空母搭載潜水艦から発射エンジンで打ち上げるだけでなく、この装置が一定時間稼働していた原子力パワーユニットも打ち上げることに成功した」とプーチン大統領は述べた。「このようなことはかつてなかった」
「これは大成功だ」とプーチン大統領は述べ、ポセイドンの威力はSS-X-29、あるいは単にサタンIIとして知られるサルマト大陸間ミサイルを上回ったと付け加えた。
「ポセイドンの威力は、わが国の最も有望な大陸間弾道ミサイル「サルマト」の威力さえも大幅に上回る」とプーチン大統領は述べた。
プーチン大統領は先週、核兵器発射訓練を実施し、日曜日にはロシアが核動力搭載型巡航ミサイル「ブレヴェストニク」の発射実験に成功したと発表した。モスクワによれば、この核兵器はいかなる防衛網も貫通できるという。
プーチン大統領は、2018年に初めてポセイドンとブレヴェストニクを発表して以来、これらを、米国が 2001年に 1972年の弾道弾迎撃ミサイル制限条約から一方的に脱退した後にミサイル防衛システムを構築し、NATO 軍事同盟を拡大しようとする動きへの対抗策と位置付けてきた。