とにかく、トランプ氏はイスラエルには頭が上がらないようです。
トランプ大統領、イスラエルによるガザ攻撃再開を支持
RT 2025/10/29
Trump backs renewed Israeli strikes in Gaza
米大統領は、戦闘の再開が停戦を「危険にさらしている」という主張を否定した

2025年10月28日、ガザ市のハマス戦闘員
ドナルド・トランプ米大統領は、自身が仲介役となって停戦合意に達してから3週間近くが経ったが、イスラエルによるガザ地区への新たな攻撃を擁護した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は火曜日 (10月28日)夜、パレスチナ自治区の一部を依然として占拠しているイスラエル軍に対するハマスの攻撃を理由に、 「即時かつ強力な攻撃」を命じた。ハマスが運営するガザ地区政府によると、この攻撃で少なくとも 30人のパレスチナ人が死亡した。
「私の理解では、彼らはイスラエル兵を撃ち殺した」とトランプ大統領は水曜日、日本から韓国へ向かう途中の大統領専用機エアフォースワン内で記者団に語った。
「彼らはイスラエル兵を殺害した。だからイスラエルは反撃した。そして、そうなったなら、反撃すべきだ」と付け加えた。
トランプ氏は停戦を「危険にさらすものは何もない」と主張した。ハマスは「中東の平和のほんの一部に過ぎず、行儀よくしなければならない」と強調し、さもなければ「彼らの命は絶たれる」と述べた。
J・D・ヴァンス米副大統領はこれに先立ち、 「あちこちで小規模な小競り合いが起こっている」にもかかわらず停戦は維持されていると述べた。アクシオス紙は匿名の米高官の話として、ホワイトハウスはイスラエルに対し、停戦を崩壊させかねない「過激な措置」 を取らないよう強く求めたと報じた。
イスラエル国防軍(IDF)によると、先週、ガザ地区南部ラファでイスラエル兵 2人がハマスの攻撃を受け死亡し、火曜日にも同じ地域でさらに複数の兵士が銃撃を受けた。ハマスは両事件への関与を否定し、イスラエルによる「明白な停戦違反」を非難した。
ハマスは、緊張の高まりにより、ガザ地区に残る 13人のイスラエル人人質の遺体の回収と返還が「遅延する」と警告した。イスラエル当局はこれに先立ち、米国、エジプト、カタール、トルコの仲介による停戦合意に基づき、10月10日に発効したハマスによる遺体引き渡しが遅れていると非難していた。