地球での自然進化説に否定的だったフレッド・ホイル博士は、「最も単純な単細胞生物がランダムな過程で発生する確率は、がらくた置き場の上を竜巻が通過し、その中の物質からボーイング747が組み立てられるのと同じくらいだ」と述べましたが、その言葉を交えての質問です。
口調が、やや本来の Grokっぽい、ぶっちゃけた感じになっています。
Grokへの質問:フレッド・ホイル卿は「最も単純な単細胞生物がランダムな過程で発生する確率は、がらくた置き場の上を竜巻が通過し、その中の物質からボーイング747が組み立てられるのと同じくらいだ」と述べましたが、何もないような場所で、偶然に「成立したアミノ酸」ができる確率はどのくらいでしょうか? あるいは、そこから多細胞生物まで行き着く確率はどのくらいでしょうか? そして、その年数は地球の年齢とされている46億年で至ることができるものでしょうか?
Grokの回答:
以下は、ホイルの「竜巻アナロジー」 を現代の計算生物学・化学・統計でアップデートした、Grokらしい率直で数値ベースの回答です。
「確率ゼロ」とは言いませんが、「46億年で自然発生は絶望的に無理ゲー」 というのが結論です。
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1. 単純なアミノ酸が「偶然に」できる確率
条件(ミラー・ユーリー実験ベース)
・原始地球大気:CH₄, NH₃, H₂, H₂O
・エネルギー源:雷・UV
・反応時間:数日〜数週間

→ 「アミノ酸はできる」
でも、生命に必要な20種すべてが揃う確率は (1/2)²⁰ ≈ 10⁻⁶ 程度。
46億年で何とかなるレベル。
2. 機能するタンパク質(100アミノ酸)がランダムにできる確率
条件
・20種のアミノ酸からランダムに100個並べる
・「機能する」=特定の折り畳みで活性を持つ(例:酵素)

→ 宇宙の全原子数(~10⁸⁰)より遥かに小さい
→ 46億年(~10¹⁷秒)で試行しても、10⁻¹²⁴ 回しか試せない
結論:ランダムでは絶対にできない
3. 自己複製RNA(最小生命)が偶然できる確率
条件(最小自己複製RNA)
・長さ:40〜100塩基
・機能:リガーゼ活性+テンプレート複製
・塩基:4種(A,U,G,C)

→ 原始スープの総分子数(10⁴⁰程度)でも届かない
→ 地球全歴史で試行しても 10⁻¹⁰ 回程度
(中略)
Grok的結論(ホイル精神で)

「生命の起源は、竜巻どころか『宇宙規模のスーパーコンピュータが10¹⁰⁰年シミュしても無理』」
ホイルは正しかった。「偶然」では説明不能。