イスラエルはまだ続けているのですね。
イスラエルが援助を阻止、ガザは厳しい冬に直面、国連パレスチナ難民支援機関が警告
middleeastmonitor.com 2025/10/25
Gaza faces harsh winter as Israel blocks aid, UNRWA warns

2025年10月23日、ガザ市ザイトゥーン地区にあるイマーム・アル・シャフィイー・モスク内に設置されたテントの中に立つパレスチナ人たち。
アナドル通信によると、冬が近づくにつれガザ地区は危機の悪化に直面しており、イスラエルが重要な避難所や物資のガザ地区への搬入を阻止していると、国連パレスチナ難民支援機関 (UNRWA)が土曜日 (10月27日)に警告した。
UNRWA は米国のソーシャルメディア X での声明で、避難民家族向けのシェルターや冬物資が「ヨルダンとエジプトの UNRWA の倉庫に保管されており、入国がブロックされている」と述べた。
「ガザ地区に冬が近づくにつれ、人々はますます避難所と暖かさを必要としている」と国連は述べ、人道支援アクセスの即時回復を求めた。
イスラエル国営放送カンは木曜日、政府高官の発言を引用し、「国際裁判所の決定にもかかわらず、イスラエルは UNRWA のガザでの活動再開を認めるつもりはない」と報じた。
この発言は、国際司法裁判所が、ガザ地区のパレスチナ人は人道支援物資を「十分に受け取っていない」と述べ、イスラエルは支援物資の配達を許可・促進し、飢餓を戦争の手段として利用することをやめなければならないと判決を下した翌日に出された。
この意見は、2024年12月の国連総会の要請を受けて、ガザ地区と占領下のヨルダン川西岸地区におけるイスラエルの義務を概説した、拘束力のない法的勧告として裁判所から出されたものだ。
イスラエルは今月初めにハマスとの停戦合意に達したにもかかわらず、ガザ地区への物資の流入制限を続けている。
この合意は、ドナルド・トランプ米大統領が表明した 20項目の和平案に基づいている。第一段階として、イスラエル人人質の解放とパレスチナ人囚人の引き換えが含まれている。また、ガザ地区の再建とハマス抜きの新たな統治機構の設立も計画されている。