よく聴いていたわけではないのですけれど、前回の記事までなどで書きました「大量消費」される音楽が、1999年前後から世にあふれてきて、その中には「テクノ」というものもありました。
ヨーロッパでは、ベルギーテクノだとか、ついにはハードコア・テクノ(ガバと呼ばれていました)なども出てきていましたが、「もはや誰の音楽だかまったくわからない」という同一のジャンルの大量生産。ヒップホップ(というかラップ)の世界もそうでした。
もう何でもかんでも世に出るのですけれど、そうなると、個々の作品の商業的価値はなくなってくるのです。もちろん、商業的価値が音楽を決めるものではないですが「誰の音楽かわからない」というものが増えすぎると、それはそれで何だかなあと。
それぞれはいい曲なんですよ。でも、埋没してしまう。
そういう中で、そういうテクノ的な世界の中で商業的に成功した人の中には、エイフェックス・ツインという人とか、ダフト・パンクとかいう人たちはいました。
私自身はどちらもどんな人だかはよく知らないですけれど、曲はいくつか聴いていました。
Daft Punk – Technologic(2005)
しかしまあ…。
こういうダフト・パンクみたいに成功した人たちより、埋没したミュージシャンとか知名度がほぼないミュージシャンのほうが今でも好きですね。
もともと、そういう得体の知れない表現家たちに憧れて、こっちの領域の世界に入ってきたのですから。どっちの領域かよくわからないですが。