調査で「中国の女子大生の80%以上が結婚しても子どもは持ちたくない」と回答

少子化の理由はいろいろとあるにしても、これでは、もう人口が増える見込みはなさそうです。日本の若い女性もある程度は同じなのかもしれないですが、2024年の調査では「22歳女性で子ども持ちたくないと回答したのは 12%」と報じられていました。





調査報告:中国の女子大学生の80%以上が子どもを持ちたくない

ntdtv.com 2025/06/03

调查报告:中国超八成女大学生不愿生育

中国科学院が実施した調査によると、インタビューを受けた中国の大学生の半数以上が結婚と出産は重要ではないと考えており、インタビューを受けた女子大学生の 80%以上が結婚後に子どもを持たないことを受け入れていることが明らかになった。

中国本土メディアの報道によると、中国科学院心理学研究所と社会科学学術出版社が共同で発表した「 2024年成人および大学生の結婚と出産観に関する調査報告」によると、18歳から 24歳までの若者、特に大学生は、一般的に恋愛、結婚、出産に対する意欲が低いことが分かった。

この報告書は、昨年 3月から 6月にかけて全国 31省の 16歳から 30歳までの大学生 5万5781人を対象に行われたアンケート調査に基づいている。

調査結果によると、インタビューを受けた大学生のうち 51.8%は結婚は重要ではないと考えており、59.4%は子どもを持つことは重要ではないと答えている。

さらに、インタビューを受けた大学生たちは、恋愛、結婚、そして子どもを持つことの重要性は、その順に低下していくと考えていた。その中で、結婚と子どもを持つことは重要ではないと考える人の割合は 50%を超え、子どもを持たない結婚を受け入れる人の割合は 80%を超えた。

西南財経大学が 2021年10月に発表した調査では、中国経済が急激に衰退し、人々が経済発展に疑問を抱いていることが指摘されている。若者の 79%が、結婚と育児によって消費と生活の質が大幅に低下すると考えており、子どもを持ちたくないと回答している

中国共産党当局は各地で出産促進の取り組みを強化し、出産手当、結婚休暇や産休の延長などの施策を導入してきたが、若者は概してこうした政策を受け入れていない。