英国ではソーシャルメディア上の「不快」とみなされるコンテンツを理由に数万人の国民が逮捕されている

これからの世の中でのサバイバルのひとつとして、「SNSと関わらない」というのも出てきそうです。





英国人は良心の罪で記録的な割合で投獄されている

nyadagbladet.se 2025/05/04

Britter fängslas i rekordfart för åsiktsbrott

英国における民主主義の衰退の兆候が増えている。国内では表現の自由が引き続き厳しく制限される一方で、ソーシャルメディア上での意見の侵害の疑いで数万人の国民が逮捕されている。

2025年3月のタブレット・マガジン誌の記事によると、英国では国民の不満を封じ込めるためにヘイトクライム法がますます利用されている。

表現の自由を擁護する団体「フリースピーチ連合」の最近の報告書に示されているように、警察はソーシャルメディア上の「不快」とみなされるコンテンツを理由に、年間約 1万2000件の逮捕を行っている。この数字は 2019年から 58パーセントの増加を示している。

英国の公開統計も明確な傾向を示している。政府のデータによると、2023年には 145,214件のヘイトクライムが記録された。 2024年にはその数は 14万561人にわずかに減少したが、ソーシャルメディアへの投稿による逮捕は増加し続けている。

現政権を含む英国の責任ある政治家たちは、いわゆる少数派は保護されなければならないと主張して、ますます厳しくなる法律を擁護している。

2003年の通信法や 1988年の悪意ある通信に関する法律などの法律が、多くの介入の背後にある。これらの法律は、極めて不快または脅迫的であると考えられる投稿、メッセージ、表現を禁止している。

フリースピーチ連合の分析によると、英国の警察は不快なオンラインメッセージのせいで 1日あたり 30人を逮捕している。

他の多くの国とは異なり、英国には表現の自由を保護する正式な憲法がない。