イラン、日曜日に大規模サイバー攻撃を撃退
Arab New 2025/04/28
Iran repelled large cyberattack on Sunday
2021年のイランのガソリンスタンドへの大規模なサイバー攻撃は、イスラエルが引き起こした可能性が高いとイランは発表している。
イランのインフラ通信会社のトップは、日曜 (4月27日)、イランのインフラへの大規模サイバー攻撃を撃退したと述べた。前日は、イランの最重要コンテナ港が強力な爆発で被害を受け、テヘランの争点となっている核開発プログラムをめぐる米国との協議が再開されたばかりだった。
ベフザド・アクバリ氏は 28日、準国営のタスニム通信に対し、「同国のインフラに対する最も広範かつ複雑なサイバー攻撃の一つが特定され、予防措置が講じられた」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
イランと米国は 26日、オマーンで第3回核協議を終了した。同日、イラン最大の港であるバンダレ・アッバースで原因不明の大規模爆発が発生した。
港湾に存在した化学物質が爆発の原因と疑われているが、正確な原因は不明で、イラン国防省は、ミサイルに使用される固形燃料の取り扱いミスが爆発に関係している可能性があるとする国際メディアの報道を否定した。
イランはこれまで、サイバー攻撃の背後にはイスラエルがいると非難している。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は 27日、イランの核インフラは核兵器開発の阻止に留まらず、完全に解体されるべきだと述べた。
2021年には、イランのガソリンスタンドへの大規模なサイバー攻撃があったが、イランはイスラエルが仕掛けた可能性が高いと指摘した。
2023年には、同様の、しかしより大規模なサイバー攻撃により、ガソリンスタンドの約 70%が機能停止に陥った。