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スウェーデン:モスクの数はわずか25年で4,200%近く増加した
rmx.news 2025/04/11
Sweden: The number of mosques has increased nearly 4,200% in just 25 years
スウェーデンは過去 25年間で人口動態の大きな変化を経験しており、これは人口構成だけでなく、宗教構成にも反映されている。
教会の閉鎖が続く一方で、2000年には約 7カ所だったモスクの数は、2025年には 300カ所にまで増加している。
モスクの正確な数を把握することは困難だが、モスクとはイスラム教の礼拝のために建てられた恒久的な礼拝所を指し、ミナレットとドームを備えていることが多い。
スウェーデンの新聞サムニットによると、改装された店舗や地下室など、イスラム教の非公式な礼拝所も含めると、その数ははるかに多くなる可能性が高いとのことだ。
「モスクがイスラム教の礼拝所を意味するのであれば、その数は 300近くになるだろう」とスウェーデン宗教コミュニティ支援庁の知識担当官フレデリック・ブルシ氏は語った。
他のヨーロッパ諸国と同様に、これらのモスクの多くは海外から資金援助を受けており、全体として、その多くが抱える財政状況は依然として不透明となっている。
サムニット紙は以下のように報じている。
スウェーデンのモスク建設は、サウジアラビア、イラン、カタール、トルコからの資金援助によって、一部または全額賄われているケースが数多くある。サウジアラビアの場合だけでも、数十億ドル規模との噂がある。また、スウェーデンのモスクの 4分の1は、スンニ派イスラム教とワッハーブ派の王国からの資金援助を受けているという報道もある。
モスクの増加状況を把握するのは、公開統計が不足しているため非常に困難であり、スウェーデンの新聞は、ストックホルムを拠点とする非営利団体スカンジナビア・イスラム機構(SIO)が運営するマスジド・アイシャのようなモスクを例に挙げている。
このモスクは 20年間運営されているが、登録済みモスクの公開リストがないため、スウェーデンで正式なモスクとして登録されているかどうかさえ不明だ。
モスクの建設計画もますます増えており、スウェーデン各地で建設が進められている。ヘルシンボリ市では、「スカンジナビア最大のモスク」と称されるモスクが、建設資金としてこれまでに 6,800万クローネ(約 10億円)を集めている。
ストックホルムのスカーホルメン地区では、北欧最大のモスクと謳う別のモスクが建設されている。建設資金はスウェーデンの納税者だけでなく、外国からの寄付も受けており、国内で物議を醸している。
確かに、スウェーデンの人口構成は劇的に変化しており、特に都市部ではイスラム教徒が大きな投票者集団を形成している。
昨年、パキスタン生まれのアメリカ人神学者ヤシル・カディ氏が、わずか一世代で、マルメ(スウェーデンの都市)の人口の半分がイスラム教徒になると予測したことが報じられた。